トップページ/ニュース 薬学部生が「Gymnastics for All指導員」の養成講習会を受講
健康づくりを担う「健康サポート薬局」で活躍する薬剤師を目指して
本学の薬学部生を対象にした「公益財団法人日本体操協会」公認の「Gymnastics for All指導員」を養成する講習会が2月28日と3月1日の2日間、八事キャンパスで開催されました。学生や卒業生の薬剤師、理学療法士ら約50人が受講し、座学と実技を通して資格の取得を目指しながら、子どもから高齢者までを対象にした健康づくりを指導する技能やノウハウなどを学びました。
座学と実技で多彩な健康運動の指導に必要な技能と知識を学ぶ
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座学では健康指導に必要な知識を習得
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伊藤准教授の指導で多彩な健康運動を学ぶ
講習会は、地域住民の健康づくりの役割を担う機能を備えた「健康サポート薬局」に勤める薬剤師として必要な健康運動の指導技能を習得し、「Gymnastics for All指導員」(旧「一般体操指導員」。2024年4月に世界統一の名称に改称)の資格を得るために毎年開催しています。薬学部の1、2年で梅田孝教授が担当する「健康?スポーツ科学理論」「健康スポーツ科学Ⅰ?Ⅱ?Ⅲ」を履修した3年生を中心とした希望者を対象に開催しています。
座学では、日本体育大学の荒木達雄名誉教授が体づくりの基礎理論や体操の歴史などを解説し、運動指導をする際の注意点として「運動しやすい環境で、できるだけ自由な雰囲気をつくることが大切」と強調しました。梅田教授は「健康サポート薬局」の意義や実際に薬局で取り組んでいる運動教室の内容を紹介したほか、医学的知識を持つ薬剤師として運動指導を行う場合は「個人の状況に合ったプログラムを組むことが原則」などと指摘しました。
日本体育大学の伊藤由美子准教授と荒木名誉教授が指導した体育館での実技では、体の腕や脚、胸、体側、腰などの各部位を動かす基本的な動きが紹介され、学生たちが多彩な運動に取り組みました。伊藤准教授は「指導する際には参加者にしっかり伝わるように声の出し方や声色を工夫しましょう」「運動に合わせて流す音楽は年齢によってスピードやテンポを変えてください」などとアドバイスしていました。
これまでに600人を超える本学の学生や卒業生が資格を取得
荒木名誉教授はバランスボールを使って行うさまざまな運動を解説し、受講者は荒木名誉教授のお手本を見ながら、バランスボールに乗ったまま体を上下に弾ませたり、左右の腕を交互に振ったりする動きに挑戦しました。バランスボールを弾ませながら跳躍する運動では、「体全体でボールに吸い付くように」「ボールと一緒に跳ね上がるように」といった荒木名誉教授のアドバイスを聞いてすぐに実践していました。
最終日の3月1日に試験が行われ、合格すると「Gymnastics for All指導員」の認定を得ることができます。梅田教授によると、これまでに本学の学生や卒業生約600人が資格を得ています。また、全国にある健康サポート薬局は2025年3月末時点で3188カ所と、国の目標の1万5000カ所の5分の1にとどまっており、制度の広がりに向けて本学の取り組みに期待が高まっています。
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2人1組の運動も紹介
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声を出しながら実戦
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バランスボールを使った運動を荒木名誉教授が紹介
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バランスボールを弾ませる運動
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健康サポート薬局の意義などを解説する梅田教授
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体操の歴史などを解説した荒木名誉教授


